グローバル規模での統合
拡張性に優れたエンタープライズクラスのEnterprise Cloudを利用して、さまざまなロケーションをグローバルにつなぐシームレスなハイブリッドクラウドシステムを構築することができます。Enterprise Cloudにより、Hosted Private Cloud、パブリッククラウド、共有型クラウド、他社クラウドのインフラストラクチャが結合します。安全性の高いSoftware-Defined Networking(SDN)テクノロジーを利用して、クラウドをレイヤ2ネットワークで接続し、企業のオンプレミス環境と統合することができます。。これにより、顧客のコンピュートリソースがロケーション特定できるほか、データアクセス権限が重要である場合は、利用権限で特定の国のみに制限するなどの柔軟性があります。
Enterprise Cloudは、NTT Comのグローバルバックボーンネットワークとグローバルに展開している主要なデータセンターを基盤として構築されています。NTT Comは、クローズドネットワークへのダイレクト接続や、グローバルデータセンターとクラウド間の10 Gbps接続サービスを無料で提供しています。
クラウドマイグレーション
NTT Comの企業向けクラウドソリューションは、コンサルティング、移行サポート、運用、管理サポートが含まれており、お客さまのビジネスニーズに合わせて高機能なクラウドインフラストラクチャを迅速に展開できます。
Enterprise Cloudが提供するプライベートクラウドは、オンデマンドのベアメタルサーバー、マルチハイパーバイザー(VMware vSphere、Microsoft Hyper-V)環境、アジャイルネットワークマッピング機能を提供します。これらは顧客のクラウド環境にあるオンプレミスネットワークの構成を正確に反映できます。
クラウドネイティブ
Enterprise Cloudは、オープンソースのOpenStackを基盤として構築された共有型クラウドによって、迅速なビジネス改革を支えます。このプラットフォームはクラウドネイティブアプリケーションのアジャイル開発およびDevOps(開発運用)に理想的なプラットフォームであり、アプリケーション開発基盤PaaSを実現するためCloud Foundryを採用しています。パブリッククラウドは、SDN対応のネットワークを利用して、安全にホスト型プライベートクラウドおよびサードパーティクラウドに接続することができます。
クラウドマネジメント
NTT Comのクラウドマネジメントプラットフォーム(CMP)は、Enterprise Cloudおよびサードパーティクラウドの効率的な管理、運用ガバナンス、オーケストレーション機能を提供します。CMPにより、シャドーITを含むITスタック全域を可視化できるため、従来型のICTやクラウドネイティブICT基盤に対するガバナンスが大幅に向上します。CMPが提供する可視化の発見とオーケストレーションのためのツールは、クラウドプラットフォームすべての領域(オンプレミス、ホスト型プライベート、共有型クラウドおよび他社クラウド。Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなども含む)に対して幅広く利用できます。